ザ・ノース・フェイスっておしゃれなの?

一歩外に出たら、必ず目にする「THE NORTH FACE」ロゴ。小さな子どもから、ご年配の方まで、街中ノースフェイスだらけ。「THE NORTH FACE」のロゴがあったら、なんかジャージで外に出歩いてても全然OK、むしろオシャレでしょ感すら漂っている気がするのは私だけではないはず。

ところでザ・ノース・フェイスってなんで流行ってるの?そもそも本当にオシャレなの?

ザ・ノース・フェイスってどんなブランド?

創業は1966年。アメリカ・サンフランシスコ生まれのアウトドアブランド。ブランド名は、登山において最も困難なルート「北壁」に由来。どんな山でも北壁を登るのが一番難しいらしいです。で、困難なルートであっても、ザ・ノース・フェイスの装備こそが最先端で優れているから安心よ、っていうような意味も込められているんだとか。ちなみにロゴマークは、ヨセミテ公園のハーフドームの北壁をイメージ。

ストリートファッションの立役者

1990年代、日本でもストリートカルチャーが大ブームになり、ヒップホップとかスケーターの人とかが着ていたファッションが一大センセーションを巻き起こします。それがアウトドアブランドのウェア。登山用のシェルやパンツ、あるいはジャージなどを取り入れたスタイルが人気となり、アウトドアブランドを普段使いするように。そのなかでも人気が高かったのがノースフェイスです。

ときは流れて、一昨年あたりからストリートファッションが再ブーム。去年は当時流行したエアマックスの復刻も話題となりました。そんな時代の流れもあって、ザ・ノース・フェイスにも注目が集まっているとうわけ。

機能だけじゃなくてファッション性も高い

でも、ブームだからザ・ノース・フェイスが人気ってわけじゃない。人気の理由はファッション性の高さ。本格アルピニストからの信頼も厚く、エベレスト登山にも採用されるほど高機能。動きやすい、汗をかいても肌にくっつかない、湿気を逃す、速乾性が高いなどなど着ていてとっても快適なのです。それでいて、そのシルエットは洗練されていてスマート。高機能でオシャレ。そりゃ人気も出ますって。

やっぱりザ・ノース・フェイスはオシャレだった

そんな大人気のザ・ノース・フェイスはもちろんファッション誌でもよく見かけます。ファッションスナップでも、オシャレな人がオシャレに着こなしてますし、原宿あたりはやっぱりオシャレな人がオシャレな感じでザ・ノース・フェイスロゴをどっかにつけてます。

すっかり“ザ・ノース・フェイス=オシャレ”の図式が世間にはできあがっているんですね。だからザ・ノース・フェイスはオシャレは正解なんですけど、ザ・ノース・フェイスを着ている人がオシャレっていうのはまた別の話です。

しっかりとコーディネートされてこそのザ・ノース・フェイスのオシャレです。全身ノースフェイスのコーディネートは一本間違えば田舎のヤンキーみたいになってしまいますのでご注意を。