30代後半からPMSが酷くなった。
もともと生理中よりも、生理前のほうが精神的にも肉体的にも不調が多かった。
生理前の主な症状は、イライラ、不安、焦燥感といった精神的なもの。これは10代の頃から継続してあった。30歳を過ぎた頃にこの症状は一旦落ち着いたけれど、転職をして忙しくなり不規則な生活になったことで、また現れた。
そのほかに身体的な症状も出てくるようになってしまった。腹痛、膨満感、浮腫、腰痛など。体重が3kgほど増えることもある。
それにくわえて、一番困る症状が集中力を欠いてしまうこと。
頭に靄がかかっようになってぼんやりして、集中できなくなってしまう。そのせいもあってか生理前はあきらかにケアレスミスが多くなった。
PMSで仕事に実害が出てしまうように…。
イライラも前にもましてひどくなり、上司と衝突してしまうことも度々あった。
そこでこの数年さまざまなことを試してきた。効果ありなしも合わせて、私が行ったPMS対策についての覚書です。
目次
低用量ピルの服用
そもそもPMSって?
PMSの原因はホルモンバランスの乱れに原因があるらしいです。生理に近づくほどに幸せほるもんセロトニンの分泌が減少。それによって精神的な不快症状が現れると言われています。また女性ホルモンの乱高下によって不調が起こるも考えられているそうです。
そのため低用量ピルを服用すると女性ホルモンの分泌がなだらかになり、PMSが緩和されると言われています。
婦人科に行ってきた
で、私も婦人科に行き、PMSが辛いことを伝えてピルを処方してもらいました。
結果を先にお話すると、私にはまったく効果がありませんでした。
むしろ酷くなったような気もします。私の生理周期は当時26日ぐらいだったのですが、ピルを飲むと28日周期になります。そのわずかなズレに体が合わなかった、というような感じがしました。
というのも、生理の周期がずれたのにもかかわらず、もとの周期に合わせてイライラし、ピルの周期にもイライラし、結果PMS期間が長くなりました。
でもピルでよくなる人のほうが多いみたいです。私は残念ながらあいませんでした。
そもそもPMSの原因は特定されていないため、不調の原因となっているものがなにかはわからないのです。
漢方薬局で漢方を処方してもらう
ピルを諦め、次は漢方を試してみることに。
まずは市販のもを継続して飲んでみました。ツムラとかクラシエとかの、ドラッグストアで売ってるアレです。
なんとなくピルよりもいいような感じがしたので、3ヶ月ほど継続してみました。
が、意外と高いんですよね。その割に、すごく快方に向かっている感じはしない。
そこでちゃんと診察してもらって、自分に合った漢方を処方してもらうことに。
ところが、漢方専門外来って少ない!
しかも人気がある医院は診察まで数ヶ月待ち。
普通の婦人科でも漢方は処方してくれるようですが、東洋医療をもとにその人に合わせた診察をしてくれるわけではなく、PMSだったら加味逍遙散といったステレオタイプな処方の仕方のようだったので、それでは意味がないなと思いました。
漢方外来が以外では、漢方薬局でも漢方を処方してもらえます。
漢方・漢方薬の薬日本堂が有名です。
私が行ったのは、近所にあった漢方薬局。
ふらっと入って、カウンセリングを受けて一ヶ月分の漢方を処方してもらいました。
カウンセリングの内容については、また別途詳細をお話します。
一番効果があるのが煎じ薬だそうなのですが、煮出すのが手間なので粉にしてもらいました。
効果はあったような気がします。
イライラはいつもより減り、浮腫も軽減され、痩せました(笑)。
ですが、PMSが完全になくなるわけではなく、定期的に通うのが面倒なのと、一ヶ月に6000円という薬代がネックになりやめました。
続けていたら、もっと効果があったかもしれません。
あとPMS以外の不調についても相談ができ、都度自分にあった漢方を処方してもらえるのはとても良かったです。
機会があったらまた通いたいと思います。
カフェインを控える
PMSのトリガーとなる要因として、カフェインの過剰摂取もあるそう。カフェインが神経を刺激すると考えられています。
というわけで、コーヒー、紅茶は1日2杯までに制限しました。それ以上飲む場合は、カフェインレスコーヒーに。
打ち合わせがある場合は、喫茶店のことが多いので、それを踏まえて朝のコーヒーを控えたり、ハーブティーにしたりなど調整するようにしました。
カフェインを気にせずに摂っていた頃に比べると、PMS緩和に効果があったような気はします。
リラックスして過ごす
PMSでなくても仕事が立て込んでいるとイライラしがち。だからPMSの時期はできるだけゆとりを持って過ごせるように、仕事を調整しました。
会社員時代では難しいことですが、フリーランスならではの特権です。
PMS時期は異常に眠くなります。ぐっすり存分に寝ることで、眠いストレスがなくなり、いくぶんPMSも軽くなりました。
規則正しい生活がいいと言われ、仕事の時間をしっかり決めて、しっかり食事をし、決まった時間に適度な運動をしていたころもありましたが、これは私には逆効果だったようで…。
うまく規則正しく生活ができているときはいいのですが、急な仕事などで生活のリズムが乱れると、それが大きなストレスとなってしまいPMSが悪化しました。
私には、「適度な緩さ」があっているみたいです。
命の母ホワイトを試す
更年期にいいとされている「命の母」。
更年期ではないけれど、女性ホルモンによる不調にいいとされているのが「命の母ホワイト」。私は、命の母のライト版みたいな感じかなと思っています。
飲み始めたのは3ヶ月ほど前。
これが効果覿面! いつもより全然イライラしない!
腹痛、腰痛などの不調はありますが、精神的な不快症状はかなりマシになったと思います。なぜもっと早く試さなかったのかと思うほど。
というわけで、今は「命の母ホワイト」を継続中です。
以上はすべて個人的な感想です。どんなものが合うかどうかは人によると思います。