お酒飲める人あるある

「このお酒、ジュースみたいだから絶対大丈夫だって」
「この日本酒、水みたいだから飲んでみなよ」
「お酒飲めないなんて人生絶対損してる!」

酒好きな人は酒が飲めないという人を哀れむ傾向があります。こんな美味しくて楽しい気分になれるものを飲めないなんて気の毒だと勝手に思っているんです。

でも、それは、はなはだ迷惑な話ですな。余計なお世話。

私は納豆が苦手だが、「納豆が食べられないなんて人生損してるよ!絶対美味しいから食べてみなよ」と言われたことがある。余計なお世話だし、私は損などしていない。食べたくないものは食べたくない。余計なお世話だバカヤロー。

飲めない人にお酒を勧めるのは、私にとっては納豆と同じこと。でも、お酒を勧める人には悪気はないんですよ。一緒にこの楽しい時間を共有したいだけなんです。

私の数少ない友だちのなかにはアルコールが全然ダメな人たちがいます。それはちょっと寂しい。一緒にお酒飲めたらいいのになと思うことがありますが、幸いみんな食べることは好きなので、飲みに付き合ってくれたり、時には食事のお供に少々のアルコールを嗜んだりできるので、まあ、いっかという感じです。

お酒が飲めないのに飲み会に参加している人はすごいと思う。私は幸い酒さえ飲めれば楽しいので、どうにか乗り越えられるけど、ナチュラルに酔っ払いのテンションに合わせるのはなかなか大変だと思おます。尊敬します。飲めないけど、飲み会の雰囲気が好きという人にも何人も会ったことがあります。どこの職場にもいるんじゃないでしょうか。そういう人。

私は心底お酒が飲めてよかったと思います。そうじゃなければ飲み会なんて苦痛以外の何者でもない。飲み会が苦痛過ぎて仕事を辞めかねない。あぁ、お酒が飲めて本当によかった。